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Let’sプロトタイピング!「ROHM OPEN HACK CHALLENGE 2018」ハッカソンイベントレポート

2018.07.26

2018/7/21(土)〜22(日)、ロームのデバイスを使用したプロトタイプ作品を募集するコンテスト 「ROHM OPEN HACK CHALLENGE(以下ROHC)」の一環として、ハッカソンイベントを開催しました。
場所は、モノづくりのための空間、東京・秋葉原の「DMM.make AKIBA」。
当日は、エンジニア、デザイナー、研究者などを中心に、30名近くの幅広い年齢層の方々に参加いただきました。
ハッカソン(hack-a-thon)とは、ハック(Hack)とマラソン(Marathon)を組み合わせた造語で、決められた時間内でモノづくりをする開発イベントです。今回のイベントでは、参加者同士でチームを組んでもらい、ロームのデバイスを使用して2日間でモノづくりをしていただきました。
また、エキシビジョンチームとして、ROHC2018の審査委員でもある、池澤あやかさんにもご参加いただきました。


イベントは、ROHCの概要・ハッカソンの主旨説明→ロームエンジニアからデバイス説明→チームビルディング→ハッキングタイム→成果発表と進んで行きました。

ハッキングタイムでは、直接ロームエンジニアに質問して、マンツーマンでサポートを受けたり、参加者同士でわからないところを教えあったり、チーム内外で相談・協力しながら進めている場面が見受けられました。

サンプルコードを見るだけではわからないのがハードウェア。デバイスに触れることで理解も深めていただけたようでした。
また、ROHC2018の参加者のために用意した交流スペース【Slack】上でも、ライブラリやサンプルコードのやり取りが進み、お互いをサポートし合う姿が見てとれました。



イベントの様子

◾️インプット(デバイス説明)

  • ①Sensor Shield

    まずはセンサ評価キットについてです。ArduinoやLazuriteに簡単に挿せる形になっているSensor Shieldに、様々なセンサ評価基板をアタッチできます。
    加速度センサ(姿勢や傾き検知) 、地磁気センサ (コンパスや金属検知)、気圧センサ(天候、フロア検知、活動量計) 、近接照度センサ、カラーセンサ(物の色の測定) 、脈波センサ(心拍数、血圧など)、ホールセンサ(磁石の検知)、温度センサが使えます。

  • ②Sensor Medal

    加速度、地磁気、角速度、気圧を、BLE経由でセンシングできます。AndroidやiOSデバイスから簡単に扱うことができます。
    ハッカソンタイムでは、これらを Web Bluetooth 経由で、さらに簡単に扱えるよう実装したツワモノ参加者もいらっしゃいました。

  • ③EnOcean

    周囲環境からエネルギーを取得し電力に変換、その電力だけで通信を行うバッテリーレスのセンサソリューションです。今回はボタンスイッチと温度センサを用意しました。

  • ④Lazuriteシリーズ

    低消費電力、無線通信を兼ね備えたデバイスです。また、Raspberry Piを利用して、クラウドに簡単に接続することもできます。

◾️作品紹介

参加者のみなさまの作品を紹介いたします。

  • 9-Magic

    Sensor Medalを内蔵したヨーヨーを振ると画面が切り替わる作品。ヨーヨープレイヤーとコラボしてインタラクティブな演出をしたいとのことでした。

  • ウォーターセーフティ

    Lazurite 920Jを利用して、ダイバーが水の中から浮上すると船に位置情報を教えてくれる作品。ダイバーが持っている通信デバイスは、水の中にいる時には電波が上空に届かない、ダイバーが浮上しデバイスが水面に上がった時にだけ通信がつながる。それをスイッチ代わりにして、位置情報を教えてくれる便利デバイス!

  • 勇者ROHM

    Sensor Medalを使って剣の動きをセンシング!クエストを進めていくゲームです。

  • ROHM(老無ろうむ)ゲーム

    色を読み取って七変化するSensor Shield内蔵のボールデバイス!

  • プラタン(プラント タンク)

    植物にパワードスーツを!水やりだけじゃなく、水をもらいに行くロボットも!

  • ManhoRe

    EnOceanを利用した災害マップ作成デバイスネットワーク!

  • ⑦アクセルビジュアライザ

    加速度センサをコントローラにして映像をコントロールする作品です!

  • Human Hub

    デバイスネットワークを使ってWeb通信するためのシステムです。

  • 熱中症防止帽子

    脈波センサと温度センサを使って、熱中症の危険が高くなったらLINEでお知らせしてくれる作品!

  • ⑩感覚共有デバイス

    脈波センサを使って鼓動を可視化する作品です!

  • ClappySound

    Lazurite920J内蔵のクラッピーで音楽を奏でる作品!

  • コンパスアイ-視覚障害者のための方向指示ツール

    視覚障害を持っている人のガイドになれる作品です。完成には至りませんでした。

  • エキシビジョンチーム①

    ロームエンジニアチーム:ラズ悟空 ~ スーパーサイヤ人になりたいか!
    サポートの合間に作りました!特定の動きをするとカメハメハがでる作品?!

  • エキシビジョンチーム②

    池澤あやかさん&MAチーム:アクションおうぎ
    EnOceanのスイッチを押すとおうぎが開閉する作品です!
    最近はやりの M5Stack というデバイスと EnOcean を簡単&美しくつなげるための専用スタックまで実装されていました。

  • イベントの様子は、togetterでまとめられていますので、こちらもご覧ください。

    ROHM OPEN HACK CHALLENGE 2018 ハッカソン@東京

◾まとめ

2日間という短い時間ながらもアイデアと工夫を用いて色々な作品を開発していただけました。個性溢れる作品が多くできあがり、また、多くの方が「ブラッシュアップしてコンテストに応募しよう」と意欲を持ってくださいました。
ROHC2018の応募締切は8月20日(月)です。残り一ヶ月を切りましたが、今ならまだ間に合います!優秀賞を狙って、CEATECへの展示を目指しませんか?
今回ゲスト参加していただいた池澤あやかさんもエキシビジョンチームの作品をブラッシュアップして、CEATECに展示される予定です。

■ユーザーグループのご案内
ROHC2018の参加者同士の交流スペースを【Slack】にて開設しております。
参加者同士の気軽な交流、情報交換、デバイスに関する質問の共有などにぜひご利用ください。
※Slackの運用・管理は一般社団法人MAにておこないます。